月曜日サービスのにぎり

若狭御膳

「若狭屋」の店主様である 八代 哲也様 様にお話を伺いました！

ー創業日はいつですか？

創業日は江戸時代の慶応3年で、その当時は高槻城の中の
殿様のご飯係をやっていた。
もともと高槻センター街で80年くらいやっていたが平成元年に
火事に遭い、そのあと違うところに行って、またここに戻ってきた。
この場所に来てからは16年くらい経っている。
平成元年に跡を継いで、僕で6代目です。

ーお店を始めたきっかけはなんですか？

高槻城の中で殿様のご飯係をやっていて、お城がなくなった時に、
普通の商売を始めたというのがきっかけ。
僕の前までは血の繋がりがずっとあったけど、
僕からは血の繋がりはない。娘さんに跡を継ぐのは…
って言われて、僕自身がこういう店に入って
50年くらいになるから、跡を継ぐような形になった。
そういうきっかけで6代目をやらないといけない状況になった。

ーこのお店の魅力とはなんですか？

暖簾が古いし、お客さん自身も結構年配というか、
ちっさい子供からお年寄りまで来れる、
家族で来れるような店にしている。
どちらかというとお酒飲んでわーわー騒ぐ店じゃない。
居酒屋さんみたいな感じではないし、食事をする店としてやっている。

ーサービスや雰囲気作りに関して心がけていることはなんですか？

なるだけ親しくというか、和気あいあいとやるって感じかな。

ーこの仕事をしていて嬉しいと感じる瞬間はなんですか？

やっぱりそりゃあね、「美味しかったよ、また来るね」
って言ってもらうのが1番嬉しい。





ー新型コロナウイルスの影響で変わったことはありますか？

コロナ禍で今まで来てたお客さんも減った。
夜の時間帯を短縮した、前までは22時くらいまでやっていたけど、
今は20時半くらいまでしかやってない。
年寄りのお客さんが多いから、昼がだいたい中心になった。





ー高槻市の魅力とはなんだと思いますか？

街自身がすごいほっとするようなというか、都会であって、
なんとなく都会らしくない。
僕は50年前に鹿児島から出てきたんやけど、
そういう意味では馴染んだんかもわからんね。
高槻って意外と阪急電車とJRが近いから、割と便利、
買い物するにもなにをするにも便利、
大阪も京都も30分以内に行けるし便利、住みやすい。





ーこの近くでおすすめの場所はありますか？

高槻って案外なんもないんやけど、安満遺跡公園とかかな。

ーこのWebサイトを見ている人に伝えたいことはありますか？

まあ一回お店に食べに来てっていうことやな。
気楽に来てもらえるような店やから、どちらかと言うとうちは
そんなに高級じゃないというか、割と気楽に食べられるような
値段でやってるし、気楽に入って来れるような店を目指している。
昔は寿司屋さんってちょっと高いんと違うやろかとか、
入りづらいっていうのはあったんやけど、
うちの場合はそういうのはなくて、気楽にうどん屋さんに
入るようなつもりで、入って来て欲しい。

ー今回はお時間をいただき、本当にありがとうございました！